犬猫耳の病院

耳炎撲滅診療室

何度も再発する耳炎。それは鼓膜の病気かも?健康な鼓膜を取り戻して外耳炎を元から治しましょう!

外耳炎(犬)

●症状:耳だれ・出血・膿・悪臭

●しぐさ:耳をかく・頭をふる・耳をこする・耳を押しつけてくる・耳を傾ける・開口時の痛み

神経症:斜頚(前庭神経の異常・・・内耳炎
難聴(聴覚神経の異常・・・内耳炎


予防法

耳に水を入れない事

1.雨に濡れない

2.シャンプー時に水を入れない

3.嵐の日には外に出ない

4.お家で耳洗浄をしない

5.その他


外耳炎(汚れた鼓膜)

毛が詰まったり・ノギ(植物の種)が詰まったり・・・汚れています!!

綺麗な鼓膜(犬 右)

 

 

 

 

 


犬種別鼓膜のいろいろ

トイ・プードル/ミニチュア・ダックスフンド 柴犬/ゴールデン・レトリバー
シー・ズー/フレンチ・ブルドッグ マルチーズ/ウエルシュ・コーギー
パグ/アメリカン・コッカー・スパニエル 手術をすすめられたプードルちゃんの症状

 

耳治療革命

私たちの願いは犬や猫の外耳炎、中耳炎、内耳炎を撲滅することです。そのために、日々ビデオオトスコープ療法(耳内視鏡による耳治療、VO療法)を行っています。
ビデオオトスコープ(耳内視鏡、ビデオ耳鏡、VO)は、もともと中耳炎の治療の評価や鼓膜切開のときに鼓膜周辺を大きく拡大して見る、いわば検査の機械です。
当院では、ビデオオトスコープを治療に応用し、ビデオオトスコープ療法として確立しました(2006年から実施)。

ビデオオトスコープ療法により、多くの外耳炎が治癒しています。再発が激減しています。鼓膜損傷が治癒し再生する症例もあります。外科処置が必要なくなった症例もあります。

一度悪化した耳炎は再発を繰り返します。いつのまにか外耳炎から中耳炎、そして内耳炎まで進行して眼球振盪や斜頸をおこすこともあります。悪化しないうちにビデオオトスコープによる検診や治療をおススメします。

すべての犬種、そして猫も耳炎になります。
とくに多いのがフレンチ・ブルドッグやパグなどの短頭種。耳道内に毛がたくさんあるプードルやシー・ズー、食物アレルギーがあるミニチュア・ダックスフンドなどです。
立耳は耳炎とは無関係と思われがちですが、柴犬は硬い毛が鼓膜に刺さって中耳炎をおこしているケースがあります。

アトピー・アレルギー体質の犬や猫は耳の治療が大切です。


耳炎には 外耳炎・中耳炎・内耳炎があります

◆外耳炎
外耳道や鼓膜外側面に炎症がある状態
◆中耳炎
中耳に炎症が波及
(多くは外耳炎が重篤化し鼓膜穿孔がある)
◆内耳炎
内耳に炎症が波及
(多くは眼振・斜頸などの神経症状を伴う)


当院は2006年から ビデオオトスコープ療法(VO療法)を実施

VO療法とは、検査に用いるビデオオトスコープを使って、耳道 と 鼓膜を清浄化する方法で、従来の方法とは全く異なります。

① ビデオオトスコープ療法により当院の外耳炎の治癒率は飛躍的に向上しました。

② 中耳炎の診断が確実にできるようになり、軽度の場合は、鼓膜の損傷を治し鼓膜再生も期待できます。


外耳炎は鼓膜の病気

◆外耳炎は耳道鼓膜の治療が必要。
◆鼓膜を治療すると耳炎は治癒します。
◆外耳炎を治療すれば、難治性外耳炎(中耳炎)を防げます。
再発は、鼓膜周辺が治っていないことが多い。
◆鼓膜周辺のが原因のことも多い。

ビデオオトスコープ(耳内視鏡、VO)で治療し快適な生活を送りましょう!!